今年度で教員を辞めるために。

今年度で教員を辞める、その記録です。

ゾロ目

あと111日

あと111日で教師辞めます。やったぁ。

このカウントダウン、単純に3月31日照準合わせてるだけなので、

実際の退職日というか最後の通勤日とは異なるとは思うんですけどね。

あと、退職後ももしかしたら講師として働く可能性も0じゃないので、

それはどうしようかなぁという感じですが。。

 

投資の入金力という点においては、もちろん安定的な収入があったほうが

いいんですよね。

しかし、人生という大きな視点で見れば、もう少し俯瞰した点から

自分の人生見つめなおしてもいいなとも思います。

 

そう前向きにとらえることができるのは、

浪人時代の成功体験があるからだろうな、と思います。

 

結局人間は自分の経験の中からでしか語れないのかなぁ、って感じですが、

まあそれはおいておいて、僕は2年間浪人していました。

現役時代にある大学に受かったのですが、そこでの受験生のレベルの低さと

入試問題の簡単さに驚き、入学を辞めました。

 

その後、東大目指して2年間浪人(宅浪、&すこし予備校)しましたが、

そこで偏差値20くらい上がりました。

 

結局東大には入れず、後期でてきとーに「近いからです」と面接で述べた

学芸大に入りました(志望動機は当時実家から近かったのと通勤ラッシュと反対方向だったから)。

 

まあ、なぜ他にもあったのに学芸だったのかとか、そういった点はいいんですけど、

浪人時代の2年間は、僕にとって本当に人生のアドバンテージになりました。

 

浪人時代に学んだこと、考えたことは、大学時代においても、

教員時代においても絶大な力になってくれました。

 

浪人時代にただ勉強するだけでなく、国語の入試問題を何度も読み込んだり、

なんで生きるんだろうとか幸福ってなんだろう、とか

考える機会があったのもよかったのかもしれません。

また、単純な国語力が高まったのもよかったのでしょう。

 

大学に入ってからめちゃくちゃ本を読むようになりました。

特に古典と呼ばれる聖書から始まって明治時代の日本の名著だったり、

西洋哲学の名著だったり、中国古典だったり。。。

 

それを読むと、もう大学教員が授業で言っていることは、

「ああ、思想の流れ的にあの時代のあれと似ている」

「あの考え方の源流には西洋的なあの考えが流れているだろうな」

等々自分で整理できるわけです。

 

その素地は間違いなく、浪人時代の僕の学習のおかげでした。

そしてそれを文句も言わず支えてくれた母親と父親のおかげでした。

 

そういう人生の充電期間があったからこそ、

僕は大学4年間(特に前半2年間)を、充実した学びに使えたわけです。

大学の中で一番本を読み一番物事を考えて一番学んだという自信しかありませんでした。(教育実習が始まり、スマホを入手してからはだめでしたが)

そしてその貯金を取り崩しながら生きてきたのが、教員8年間だったな、と。

 

もちろん、教員8年間の間でも、

夏休みや冬休みを利用してバイオリンやピアノ、ギターも上達しましたし、

本もたくさん読んで自分の考えが醸成されたりもしたし、

色々ありました。ただ、やはりアウトプットが多いというのはありました。

 

というわけで、そろそろまた充電期間だぞ、と。やったあ。

そういう意味で、重要なのは3月までの投資実績かもしれません。

 

3月までの投資実績が不安のないものであれば、とりあえず3か月くらいは、

完全に仕事を休んで自分の能力向上や起業、絵本を描くことに注力したいと

考えてます。

 

もし不安が残り現金が欲しいと考えてしまうのならば、

また講師をするなり、転職するなり考えたいと思います。

 

ではでは、おやすみなさい。奥さんの体調がよくないのと、

母親も熱を出していてよくないらしいので、皆さんも体調にお気をつけて!

いい夢を!!